ドゥカティ シートカウル修理

お預かりした時の状態。

見たところ今回がはじめての修理ではなく前回修理した時の下地材が見えています

下地材の色から私が修理した物ではないので注意が必要です。

と言うのも 修理にはどのくらいの予算でどこまで修理したのかが重要です

塗膜や下地材の割れ剥がれそのものが どこまで影響を与えてるのかを

分析せずに修理をしてしまうと何度もやり直さないといけなくなります。

素地のABSもしくはPPからパテやサフェが浮いている場合

それらが密着している部分までを完全に取り去る必要があります。

幸いにも下地材に割れ剥がれはありましたが素地そのものにはありませんでした。

色には隠蔽性の良し悪しがあり赤は非常に悪いのですが

原色には最近になって隠蔽性の比較的良い塗料が登場したおかげで

作業に掛かる時間が短く トラブルのリスクも減りました。

裏側はミストでガサガサになるのを防ぐため全てマスキング。

取り外せる物は全て外します。

テールランプは溶着部分を剥がさないと取れない構造になっており

テールランプのみの交換は可能なのか不思議です。

何とか前方へずらし隙間を作りマスキングすることで

際が密着不良になる可能性を排除できました。

外装修理(板金塗装)はバイク 自動車問わず

どのくらいの予算でどこまで修理するのかで仕上がり精度は変わってきます。

低予算で最高の仕上がり精度の要求には応じられませんが

逆に低予算であっても何かを省く事(条件付き)で修理は可能です

お客様の事情に合わせて修理させて頂きますのでまずはご相談下さい。

お見積りも大事な作業の一部です 大幅に見積金額から上がることのないように

細心の注意を払っております。

お電話や画像でのお見積りは確度が落ちます ご面倒ではありますが

ご来店頂きますようお願い致します。